TOEFLの概要

TOEFL

TOEFLとは

TOEFL(トフルまたはトーフルと発音されます)とは Test of English as a Foreign Language の略で、英語を母国語としない人のための英語によるコミュニケーション能力を測るテストです。試験はReading, Listening, Speaking及びWritingの4パートで構成され、総合的な英語の能力が測られます。

3種類のTOEFL

TOEFLはかつては紙ベースで試験が行われる、TOEFL PBT (Paper-based Test)が実施されていました。その後コンピュータ上で試験を行うTOEFL CBT (Computer-based Test)を経て、現在日本ではインターネットに接続された環境で行うTOEFL iBT(Internet-based Test)のみが行われています。(注:大学等で団体受験する場合に、TOEFL ITPというものが紙ベースで行われることもあります。)

TOEFL iBTはInternetに接続された環境で行う試験で、以前は自宅等で受験することはできず、インターネット経由での受験とはいえ申し込みをしたテストセンターで受験をする必要がありました。しかし、新型コロナウイルスの影響によりテストセンターの通常の運営が難しくなったこと等を背景に、TOEFL iBT Home Editionとして自宅でTOEFL iBTを受験することが可能になりました。Home Editionの受験にはPCや部屋の環境等、指定された環境を整えることが必要です。

なお、本サイトでは特段記載していない場合、TOEFLはTOEFL iBTのことを指します。

 

TOEFLのスコア

TOEFLには合否はなく、Reading、Listening、Speaking、Writingの各パートが0点から30点で評価され、合計0点から120点までのスコア評価となります。

必要なスコアの目安は目的によって異なり、特にTOEFLのスコアを求めない学校や、「留学生は最低80点(各パート20点以上)」といった細かいRequirementを設定している学校もあります。一般的には「学部入学は61点以上、大学院入学は80点以上」と言われることもありますが、難関校では「最低100点」といったRequirementを掲げているところもあります。更には、ハーバードビジネススクールのように、「109点以上が望ましい」といった、非常に高いハードルを課してくるプログラムもあります。

自分が出願する予定のプログラムが、どういった条件を課しているのかを予め調べ、自分の目標スコアを定めていくことが重要です。

 

TOEFLの構成

TOEFLは、Reading、Listening、Speaking及びWritingの4パートから構成されます。Readingは各10問の問題から構成されるパッセージが2つで35分、Listeningは講義形式3つ(各6問)、対話形式2つ(各5問)の計5つで36分、Speakingは4つのタスクで16分、Writingは2つのタスクで29分で、合計約2時間の構成です。(2023年7月26日以降この構成となり、試験時間は過去の私見と比べて大幅に短縮されました)

なお、過去には受験者によって試験時間が異なりました。理由は、ReadingまたはListeningパートにおいて、採点されない(とされる)ダミー問題が含まれていたためですが、Readingが54分~72分、Listeningが41分から57分、Speakingが約17分、Writingが約50分の、合計3時間半から4時間にわたる長丁場の試験でした。(なお、更に以前はReadingが60分~80分、Listeningが60分から90分、Speakingが約20分、Writingが約50分と、更に長丁場の試験でした)

それぞれのパートの概要・攻略法については以下のページを参照してください。

 

Reading

Reading攻略-出題パターン

Reading攻略-試験対策

Listening

Listening攻略-出題パターン

Listening攻略-試験対策

Speaking

Speaking攻略-出題パターン

Speaking攻略-試験対策

Writing

Writing攻略-出題パターン

Writing攻略-試験対策

 

TOEFLスピーキング・ライティング対策なら

TOEFL iBTのスピーキング・ライティングテストは独学での対策が非常に難しく、自宅で学習する場合には勉強法に悩む方も少なくないと思います。

オンライン英会話のベストティーチャーでは「TOEFL iBT対策コース」を提供しており、このコースでは、自分の回答を一度書いて講師に添削してもらい、それをもとに講師と英会話をするというスタイルでレッスンが行われます。

初めてTOEFL iBTを勉強する方や、TOEFL iBTで90点(そのうちSpeaking20点、Writing25点)程度を目指す方に最適なサービスとなっていますので、TOEFL初心者の方でも安心です!

SpeakingとWritingが両方できる唯一のオンライン英会話スクール
「ベストティーチャー(Best Teacher)」

スポンサーリンク
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
スポンサーリンク
関連コンテンツ
TOEFL