TOEFL Speaking攻略 -出題パターン

TOEFL

Speakingの形式

TOEFL Speakingは、4つの問題(2019年7月までは6つの問題でした)に対して口頭で回答する形式です。回答は対面式ではなく、ヘッドセットを通じて録音したものを採点官が採点する形となるので、双方向のコミュニケーション試験ではなく、一方向の喋るのみの試験です。試験時間はおよそ17分です。(2019年7月までは20分でした。)

当然ですが、一度回答した問題に対して後から戻ることはできませんし、制限時間の中のみしか録音されませんので、制限時間は厳守する必要があります。

TOEFL Speaking 4つの問題

TOEFL Speakingは4つの問題から構成され、それぞれの問題のフォーマットは決まっています。もちろん試験で聞かれる設問は試験によて毎回異なりますが、各問題のフォーマットを把握しておくことは、試験対策上非常に重要ですのでここでしっかり確認しておきましょう。

Question 1: Independent Question

この問題は、2つの選択肢の中から自分がよいと思う方を選んでそれを説明する問題です。この問題でも、自分の考えを伝えるとともに、その理由を説明することが必要です。例えば「個人で学習するのとグループで学習するのとどちらがよいか」という設問に対しては、「私はグループで学習することが学生にとっては良いと考えます」と答えるだけでは不十分で、「私はグループで学習することが学生にとっては良いと考えます。理由は2つあります。1つ目は・・・・。2つ目は・・・・。以上のことから、グループで学習するほうが学生にとっては有益だと考えます」といった形で、自分の考えを裏付ける理由をしっかり説明することが必要です。

この問題では、準備時間が15秒、回答時間が45秒与えられます。

Question 2: Integrated (Listening / Reading / Speaking) Question

この問題は、短いお知らせなどのような文章を読んだ後に、その文章に関連する会話を聞き、最後に設問に口頭で答える問題です。Q1やQ2と違い、この問題では自分の考えを述べることは求められておらず、会話の中で述べられていた内容について正しく答えることが必要になります。

例えば、Readingでは「図書館の深夜の利用ができなくなる」といった内容のお知らせを読み、Listeningでは「私は図書館の深夜利用禁止には反対よ。理由は2つあって、XXXXXXXとYYYYYYYよ。」といった内容が話され、最後の設問では「会話の中で女性が喋った、図書館の利用ポリシーに関する考えと、その理由について説明しなさい」といった内容になります。

この問題では、準備時間が30秒、回答時間が60秒与えられます。

Question 3: Integrated (Listening / Reading / Speaking) Question

この問題は、学術的な内容に関する短い文章を読んだ後に、その文章に関連する講義を聞き、最後に設問に口頭で答える問題です。この問題でも自分の考えを述べることは求められておらず、講義の内容について正しく答えることが必要になります。

この問題では、準備時間が30秒、回答時間が60秒与えられます。

Question 4: Integrated (Listening / Speaking) Question

この問題は、講義を聞いた後にその講義に関する設問に口頭で答える問題です。この問題では、講義のポイント等が問われ、その内容に正確に回答することが必要となり、自分の考えを述べる問題ではありません。

この問題では、準備時間が20秒、回答時間が60秒与えられます。

 

なお、2019年7月までの試験の形式では、以下の2つのタイプも1問目、5問目として出題されていました。

Question: Independent Question

この問題は、一般的な話題、例えば人や場所、イベントなどについて自分の考えをしゃべる問題です。この問題では、自分の考えを伝えるとともに、その理由を説明することが必要です。例えば「尊敬する先生について教えてください」という設問に対しては、「私が尊敬するのは中学校の時の数学の先生です」と答えるだけでは不十分で、「私が尊敬するのは中学校の時の数学の先生です。理由は2つあります。1つ目は・・・・。2つ目は・・・・。以上のことから、中学校の時の数学の先生を尊敬しています」といった形で、自分の考えを裏付ける理由をしっかりと説明することが必要です。

この問題では、準備時間が15秒、回答時間が45秒与えられます。

Question: Integrated (Listening / Speaking) Question

この問題は、会話文を聞いた後にその会話に関する設問に口頭で答える問題です。この問題では、通常会話の中で女性あるいは男性がある問題を抱えており、その問題に対する対応策が2つ述べられます。設問ではその2つの対応策のうちどちらが望ましいかを問われ、その理由とともに回答する必要があります。

この問題では、準備時間が20秒、回答時間が60秒与えられます。



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