GMATの概要

GMAT

GMATとは

GMAT(ジーマットと発音されます)とは Graduate Management Admission Test の略で、ビジネススクール(MBAプログラム)への入学に使われるテストです。

GMATはComputer-Adaptiveであることが特徴的で、「難しい問題に正解した人にはより難しい問題が出題され、簡単な問題に不正解だった人にはより易しい問題が出題される」といった形で、試験中に難易度の調整が行われていくテストです。(かつでのTOEFL CBTでもこの方式が導入されていました)従って、同じ時間帯に受けている別の受験者とは、基本的には別の問題に回答する形となります。

GMATのスコア

GMATには合否はなく、AWA、Integrated Reasoning、Quantitative (Math)、Verbalの4セクションに個別にスコアが与えられると同時に、QuantitativeとVerbalの総合スコアが与えられます。いわゆる「GMAT○○点」と言われるものは、この総合スコアを指します。

AWAは6.0点満点、Integrated Reasoningは8点満点、Quantitative及びVerbalは51点満点で採点され、QuantitativeとVerbalの総合スコアが800点満点で採点されます。AWAとIntegrated Reasoningのスコアは、総合スコアには影響を与えません。

GMATのスコアはビジネススクールの入学審査の一要素として用いられるものであって、TOEFLのように最低スコアを設定している学校は多くありません。しかしながら、トップ校では合格者の平均点が700点を超えている学校も少なくなく、数多くの受験生の中に埋もれてしまわないために高スコアを獲得することは極めて重要です。また、プログラムによっては奨学金の付与基準にGMATの高スコアを求めていることもあります。

 

GMATの構成

<Quantitative Section>

Quantitative Sectionでは、Problem SolvingとData Sufficiencyの2種類の問題があります。前者はいわゆる「問題を解く」タイプの問題なので、基本的な数学の知識で対応できます。但し、短時間でミスなく解くことが重要です。後者は「問題を解くために必要な条件を選ぶ」タイプの問題で、問題の形式への慣れと与えられた条件を正しく把握する能力が問われます。

<Verbal Section>

Verbal Sectionでは、Sentence Correction(SC)、Critical Reasoning(CR)、Reading Comprehension(RC)の3種類の問題があります。SCはいわゆる「文法・語法問題」です。が、一見どれも正しく見えたり、ネイティブでも間違えるような紛らわしい選択肢が並んでいることが多く、問題のパターン等を学ぶことが必要です。CRは「論理問題」で、例えば「筆者の主張を弱める選択肢はどれか」や、「筆者が前提としていることはどれか」といった論理的思考力が問われます。問題そのものは日本語で読めばさほど難しくないことも多いですが、正解を導くには英語で細かいところまで理解する能力が必要です。RCは「読解問題」です。時間をかければ正解にたどり着けるケースが多いですが、時間が限られたGMATで正答率を上げていくことは容易ではありません。

 

各パートの対策等については、以下のページをご覧ください。

Verbal

Reading Comprehension

Reading Comprehension攻略-出題パターン

Reading Comprehension攻略-試験対策

Critical Reasoning

Critical Reasoning攻略-出題パターン

Critical Reasoning攻略-試験対策

Sentence Correction

Sentence Correction攻略-出題パターン

Sentence Correction攻略-試験対策

Quantitative

Problem Solving

Problem Solving攻略-出題パターン

Problem Solving攻略-試験対策

Data Sufficiency

Data Sufficiency-出題パターン

Data Sufficiency攻略-試験対策

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