GMAT Problem Solving攻略 -試験対策

GMAT

GMAT Quantitative Sectionの目標スコア

Native並みの英語力を兼ね備えている方を除き、Quantitative Sectionで高得点を獲得することは、GMATで高得点を獲得するために避けては通れません。

具体的には、一般的にですが、以下の目標スコアを立てて学習に取り組むとよいと思います。

理系の方、あるいは文系だが数学が得意な方:51点(満点)

文系であまり数学が得意でない方:49~50点

Quantitative Sectionでは、文系・理系の別を問わず数学が得意な方は満点の51点を目指すべきです。一方、あまり数学が得意でない方は満点は目指さず、49~50点を目指すとよいと思います。それは、49点~50点くらいの実力の方が51点を目指すには多大なる努力が必要とされるので、その分の勉強時間をVerbal Sectionの対策に費やすべきだからです。

Problem Solving対策:攻略のための3つのポイント

数学の復習をせよ(数学ⅠAレベルまで)

数学が得意な方は特に対策する必要はないかもしれませんが、数学があまり得意でない方は、高校初級レベルまでの数学についてしっかりと復習することが重要になります。GMATを受験される方はおそらくMBA受験のための受験となると思いますので、受験される方の年齢は20代後半から30代前半の方が多いかと思います。数学が苦手だった方は、高校1年生のとき、あるいは大学受験のときの数学の知識はかなり忘れてきている方も多いと思います。

数学の基礎力なくして、Quantitative Sectionの攻略はできませんので、面倒かもしれませんがしっかりと復習をしてGMATに備えましょう。

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数学の用語を覚えよ

日本の中学・高校を卒業したほとんどの方にとって、基礎的な数学の用語について馴染みがないかと思います。一昔前に「これを英語で言えますか?」という本がヒット作となりましたが、英語圏に住んでいる人にしてみれば小中学生が知っているような単語でも、日本人にとっては馴染みがないことがあります。数学の用語もそのひとつです。

用語の全てをここでカバーすることはできませんが、問題演習を通じてわからない単語がでてきた場合には、試験会場で意味がわからないとならないようにしっかりと調べて覚えておきましょう。

以下、あまり馴染みがないであろう数学用語を列記してみます。日本語で見れば全て常識的に知っている範囲だと思います。

prime factor:素因数
common divisor:公約数
common multiple:公倍数
numerator:分子
denominator:分母
reciprocal:逆数
isosceles triangle:二等辺三角形
trapezoid:台形
rhombus:ひし型
quadrilateral:四角形
pentagon:五角形
hexagon:六角形

あまり馴染みがなさそうな単語を抜粋して掲載しましたが、ひとつでも知らない単語があれば数学用語の一通りの学習が必要だと考えてください。

演習問題を多く解いて問題に慣れよ

大学受験の数学の勉強でもそうだったと思いますが、一通り基礎を理解した後は問題演習を通じて理解度を深め、頻出パターンに対応できるようにしておくことが重要です。

ポイントは、できる問題を何度も解いても意味がないということです。できる問題を何度も解いて正解するとなんとなく勉強した気になりますが、実力のアップという面では全く意味がなく、時間の無駄です。不正解だった問題に対して、その解法を理解し、自分の力で(限られた時間で)解くことができるようになることが重要です。あわせて、わからない単語などが出てくればその都度しっかりと覚えていきましょう。

 

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