英検1級攻略 -出題パターン

英検

英検1級のレベルと形式

英検1級は大学上級程度のレベルの試験で、応用実践レベルの英語力が身についた方が目標とすべき試験です。内容は単に英語をよく知っているということだけでは対応できず、特に二次試験では相手に自分の主張を伝える発信力と対応力が求められます。試験は一次試験と二次試験から成り、一次試験は筆記試験(100分)とリスニング試験(約30分)から構成され、二次試験では面接試験(約10分)が実施されます。

英検1級に合格すると、通訳案内士(ガイド)試験の外国語(英語)の筆記試験が免除されたり、大学によっては英語の授業が免除されるなど様々なメリットを享受することができるなど、日本国内の英語試験の最高峰の試験です。

筆記試験の形式と出題範囲

筆記試験は、「短文の語句空所補充」「長文の語句空所補充」「長文の内容一致選択」「英作文」の4つのパートから構成されます。回答は「英作文」以外のパートにおいて4つの選択肢から正解を選択する形式、「英作文」では指示に従って回答を記入する記述式です。

出題される範囲は大学上級レベルであり、出題される単語のレベルは非常に難しく、英字新聞や英語の雑誌等でもあまり見ることのないレベルの単語までもが出題されることがあります。

2014年の第一回試験の大問1では、以下のような単語/熟語が出題されていますので出題される単語/熟語レベルと、自分のボキャブラリーの比較に参考にしてみてください。

“zeal, pry, aversion, intravenous, derelict, farce, avid, pinnacle, strain, unkempt”

 

リスニング試験の形式と出題範囲

リスニング試験は、「会話の内容一致選択」「文の内容一致選択」「Real-Life形式の内容一致選択」「インタビューの内容一致選択」の4つのパートから構成されます。4つの選択肢から正解を選択する形式です。

出題される範囲は大学上級レベルであり、出題されるレベルは非常に難しくなります。また、実践的シチュエーションでのインタビューなどが出題され、言いよどみや言い直し、独特のイントネーションなど、通常のリスニングよりも聞き取りづらいシチュエーションも含まれます。会話や文章は1回しか読み上げられません。

 

面接試験(二次試験)の形式と出題範囲

面接試験は、「自由会話」「スピーチ」「Q&A」の3つのパートから構成されます。

具体的には、以下の様な流れで試験は進みます。

1.5つのトピックが書かれた「トピックカード」の受領

2.トピックを1つ選んでスピーチの準備 ※このパートは採点されません

3.スピーチ

4.スピーチの関連したトピックについてのQ&A

 

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