GMAT Problem Solving攻略 -出題パターン

GMAT

Problem Solvingの形式

GMAT Problem Solvingでは、日本で言えば高校初級レベルまでの数学の問題を解き、正しいものを5つの選択肢から選ぶ形で回答します。自由記述などはなく、全て5つの選択肢からの択一式の形式です。大学レベルの高度な数学の知識が必要とされる問題は出題されませんが、数学に強い、理系のバックグラウンドを持っている人のほうが必然的に有利となります。文系で、特に数学が苦手という方は、高得点獲得には入念な準備が必要です。また、日常では使わないような数学の用語が問題文の中に含まれることがあるので、数学関連の単語についてひと通り理解していくことが必要です。

回答に与えられる時間は、Quantitative Section全体で75分で、Problem Solvingのみに対する時間は割り当てられていませんので、自分自身で時間をマネジメントすることが必要です。問題数はQuantitative Section全体で37問です。

GMAT Problem Solvingの出題分野

繰り返しになりますが、Problem Solvingでは大学レベルの高度な数学の知識が要求される問題は出題されず、基本的には高校初級レベルの数学の知識で対応が可能です。

Problem Solvingでは、以下の4つの分野から様々な問題が出題されます。ひとつひとつの問題はそれほど難解ではありませんが、限られた時間で正確に正解を導くことが必要となるので、特に数学が苦手な方はしっかりと準備をして試験に臨みましょう。

 

1.Arithmetic(算術)

この分野では、整数、分数、小数点といった数字の問題や、基礎的な統計や確率の問題など、以下の11分野の問題が出題されます。

(1) Integers(整数)

(2) Fractions(分数)

(3) Decimals(小数)

(4) Real Numbers (実数 注:虚数は出題範囲外です)

(5) Ratio and Proportion(比率)

(6) Percents(パーセント)

(7) Powers and Roots of Numbers(乗根)

(8) Descriptive Statistics(統計)

(9) Sets(集合)

(10) Counting Methods(場合の数、階乗)

(11) Discrete Probability(確率)

 

2.Algebra(代数)

この分野の問題では、方程式、不等式、絶対値や関数に関する問題など、以下10分野の問題が出題されます。

(1) Simplifying Algebraic Expressions(式の展開、代入)

(2) Equations(方程式、等式)

(3) Solving Linear Equations with one unknown(一元方程式)

(4) Solving Linear Equations with two unknowns(二元方程式、連立方程式)

(5) Solving Equations by Factoring(因数分解、方程式)

(6) Solving Quadratic Equations(二次方程式)

(7) Exponents(冪(ベキ)指数)

(8) Inequalities(不等式)

(9) Absolute Value(絶対値)

(10) Functions(関数)

 

3.Geometry(幾何)

この分野の問題では、直線、多角形、円や立体に関する問題など、以下10分野の問題が出題されます。

(1) Lines(直線)

(2) Intersecting Lines and Angles(複数の直線と角度)

(3) Perpendicular Lines(直角)

(4) Parallel Lines(平行)

(5) Polygons(多角形)

(6) Triangles(三角形)

(7) Quadrilaterals(四辺形)

(8) Circles(円)

(9) Rectangular Solids and Cylinders(立体、円柱)

(10) Coordinate Geometry(座標)

 

4.Word Problems(文章問題)

この分野の問題では、確率、仕事、利息、割引、図形や統計など、幅広い分野から文章問題の形で出題されます。与えられた設定と問題を正しく理解し、正しく立式をして正解を導くことが求められます。この分野の問題パターンは以下の10種類です。

(1) Rate Problems(率の問題)

(2) Work Problems(仕事の問題)

(3) Mixture Problems(複合問題)

(4) Interest Problems(利息の問題)

(5) Discount(割引の問題)

(6) Profit(利益の問題)

(7) Sets(集合の問題)

(8) Geometry Problems(図形の問題)

(9) Measurement Problems(測定、計測の問題)

(10) Data Interpretation(データ理解の問題)

 

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