2022年英検リニューアルのポイント(検定料の値下げ)

英検2019年リニューアル 英検

ここ数年、異常なハイペースで検定料の値上げが繰り返されてきた英検ですが、ようやくその見直しがなされ来年度は小幅ながら受験料(検定料)の値下げが行われることが発表されました。

値下げが行われるのは従来型では個人/団体受験の本会場試験(一次試験、二次試験ともに本会場で行われるもの)、団体受験の準会場①(一次試験が準会場、二次試験が本会場で行われるもの)、準会場②(一次試験、二次試験ともに準会場で行われるもの)、及び準会場③(一次試験が本会場、二次試験が準会場で行われるもの)となります。また、英検S-CBT、英検S-Interviewでもそれぞれ値下げが行われます。

従来型本会場試験は最大1,500円の値下げ

従来型本会場試験の各級の改定前後の受験料は以下の通りです。

1級
12,600円→11,800円(▲800円[▲6.3%])

準1級
10,700円→9,800円(▲900円[▲8.4%])

2級
9,700円→8,400円(▲1,300円[▲13.4%])

準2級
9,200円→7,900円(▲1,300円[▲14.1%])

3級
7,900円→6,400円(▲1,500円[▲19.0%])

4級
4,900円→4,500円(▲400円[▲8.2%])

5級
4,500円→3,900円(▲600円[▲13.3%])

 

従来型準会場①試験は最大100円の値下げ

従来型準会場①試験の各級の改定前後の受験料は以下の通りです。

2級
6,500円→6,400円(▲100円[▲1.5%])

準2級
5,800円→5,700円(▲100円[▲1.7%])

3級
4,800円→4,700円(▲100円[▲2.1%])

4級、5級
変更なし

 

従来型準会場②試験は最大100円の値下げ

従来型準会場②試験の各級の改定前後の受験料は以下の通りです。

2級
6,100円→6,000円(▲100円[▲1.6%])

準2級
5,400円→5,300円(▲100円[▲1.9%])

3級
4,400円→4,300円(▲100円[▲2.3%])

4級、5級
変更なし

 

従来型準会場③試験は最大1,500円の値下げ

従来型準会場③試験の各級の改定前後の受験料は以下の通りです。

2級
9,300円→8,000円(▲1,300円[▲14.0%])

準2級
8,800円→7,500円(▲1,300円[▲14.8%])

3級
7,500円→6,000円(▲1,500円[▲20.0%])

4級
4,900円→4,500円(▲400円[▲19.0%])

5級
4,500円→3,900円(▲600円[▲13.3%])

 

英検S-CBTは最大300円の値下げ

英検S-CBTの各級の改定前後の受験料は以下の通りです。

準1級
10,200円→9,900円(▲300円[▲2.9%])

2級
9,200円→9,000円(▲200円[▲2.2%])

準2級
8,700円→8,500円(▲200円[▲2.3%])

3級
7,400円→7,200円(▲200円[▲2.7%])

 

英検S-Interiewは最大300円の値下げ

英検S-Interviewの各級の改定前後の受験料は以下の通りです。

1級
12,100円→11,900円(▲100円[▲1.7%])

準1級
10,200円→9,900円(▲300円[▲2.9%])

2級
9,200円→9,000円(▲200円[▲2.2%])

準2級
8,700円→8,500円(▲200円[▲2.3%])

3級
7,400円→7,200円(▲200円[▲2.7%])

 

今回コスト削減を実現しつつも安全な受験機会の提供を行い値下げに踏み切ったことそのものは評価できるかとは思います。しかし、ここ数年大幅な受験料の値上げを敢行しており、今回の値下げ幅は前回の値上げ幅よりも非常に小さいもので、過去の受験料と比較とすると高止まりしていると言わざるを得ません。また、準会場方式、英検S-CBT、英検S-Interviewの値下げ幅は、値下げとは言えないほどの誤差のレベルです。

過去検定料を値上げを実施した際には「~~~検定料のお知らせ」というタイトルでリリースを出していたのに対し、今回これみよがしに「~~~検定料のお知らせ(値下げ)」と敢えて値下げをアピールしてくるあたり、更に好感度が低くなりますね(笑)

英検の受験のために余計なお金を払うことを避けることができ、高止まりする検定料に対して支出する費用を最小限に抑えるために最も重要なことは「検定料を何度も支払わなくて済むように、しっかり準備をして試験に臨むことで一発で合格する」ということに尽きるでしょう。英検の通信講座等も活用し事前の準備をしっかりと行うことで、一発合格を目指してがんばりましょう!(英検の級ごとの合格率については英検の合格率をご参照ください)

参考リンク:2022 年度「英検」・「英検S-CBT」・「英検S-Interview」の検定料のお知らせ(値下げ)

★他の英検関連情報も見てみる(人気ブログランキング)

英検対策のネット教材-英検ネットドリル

旺文社の英検対策問題集とCDをひとつにまとめた、パソコン・タブレットで学べる本格派ネット教材、英検ネットドリル。

「旺文社 英検ネットドリル」は、英検受験者に必要な機能を豊富に搭載しており、ペーパー教材に比べ、はるかに効率的でスピーディーな学習を実現しています。

料金を払えば1年間使い放題なので、万一不合格になっても次の試験対策にも使えるので安心です!5級から準1級まで対応しています。

英検合格の必勝法【旺文社 英検ネットドリル】