アメリカ留学のススメ(3つのメリット・デメリット)

アメリカ留学 留学

「英語留学をしたい!」と思って、最初に思い浮かべる留学先は「アメリカ!」という方も少なくないのではないでしょうか。近年、英語留学の留学先も多様化してきてはいますが、やはり留学先としてアメリカの人気は依然として高く、実際JASSO(独立行政法人日本学生支援機構)が公表している「協定等に基づく日本人学生留学状況調査」によれば、アメリカが人気No.1の留学先となっています。

留学先として人気のアメリカですが、当然留学先としてのメリット・デメリットはあります。ここではアメリカ留学におけるメリット・デメリットを見ていきましょう。

アメリカ留学の3つのメリット

1.世界中から学生が集まる

アメリカで英語の勉強をしたい、アメリカでアートやスポーツを究めたい、あるいはアメリカの文化に触れたい、と考えアメリカに注目し留学を志すのは日本人だけではありません。アメリカには、ヨーロッパやアジア、アフリカ、中南米等世界中から留学生が集まってきます。そういった世界中から集まる、様々な志を持つ人たちと友人関係を築けるということは素晴らしい経験になるでしょうし、そしてお互いの文化を理解し合う経験は、世界中から留学生が集まるアメリカ留学ならではの貴重な経験となるでしょう。

一方、日本からの留学生も多い関係で、日本人留学生をメインターゲットとしているようなスクール・プログラムも少なくありません。そういったプログラムに参加すると「参加者の多くが日本人で、日本語を使う機会が多くなってしまった」ということや、「結局他の日本人学生と時間を過ごす機会が多く、日本人学生同士は仲良くなれたが他の国からの留学生と交流する機会が少なかった」といった結果になってしまう可能性もあります。他に日本人が少なさそうなプログラムに敢えて申し込んだり、日本人学生が多かったとしても日本語は一切使わずに英語で積極的にコミュニケーションをとるといったことで、留学の機会を最大限に活かすことができるでしょう。(留学先で仲良くなった日本人との関係も、帰国後含めてかけがえのないものとなることは否定しません。)

 

2.学校やステイ先の選択肢が多い

アメリカで留学生が参加することのできるプログラムは留学生向けの語学学校だけではなく、現地の学生と一緒に学ぶことを前提とした4年制の大学や大学院、コミュニティカレッジ等、多彩な選択肢があります。例えば大学が提供する留学生向けの英語プログラムであっても、一定以上の英語力が認められれば本来の大学の授業を聴講することができるなど、単なる語学留学にとどまらない経験を積むことが可能です。もちろん、英語力に自身がない人は、初心者向けの語学スクールに留学することも可能です。

大学に留学した場合にはその大学の寮に入り、留学生同士、あるいは留学生同士ではなく大学に通うアメリカ人の学生とルームシェアをするような経験ができたり、また、積極的にホームステイを受け入れてくれるホストファミリーも多く、ホームステイを選択した場合にはアメリカの人たちの暮らしを体験することができるなど、学校の授業では経験することのできない経験を積むこともできます。もちろん自分の時間を大切にしたいという人は、短期間アパートを借りる、あるいはホテルに宿泊するといった選択肢もあります。

 

3.語学以外にも「世界の最先端」に触れる機会がある

ビジネスやアート、スポーツに至るまで世界トップレベルの人たちが集まるアメリカでは、様々な観点で世界の最先端に触れる機会が得られます。例えば、西海岸のシリコンバレー周辺の大学に留学すれば、シリコンバレーのベンチャー企業や様々な起業家と関わりを持つ機会が持てるかもしれません。また、スポーツ面ではMLB(野球)やNBA(バスケ)、NFL(アメフト)といった世界トップレベルのスポーツを直接観戦するような機会があり、留学生同士の忘れられない思い出作りにもなるでしょうし、スポーツビジネスに携わりたいと考えている人にとっては観戦者ではない立場でも大きな学びがあるでしょう。

 

アメリカ留学の3つのデメリット

ここまでアメリカ留学の「いい面」について説明してきましたが、デメリットと考えられる点もありますので、そういった点も考えて総合的に留学先を決めることが必要です。

1.治安が不安

アメリカは地域によっては治安が悪く、犯罪が多発する地域もあります。稀ではありますが学校の敷地内における銃乱射事件等の凶悪犯罪も発生しており、学校だからといって必ずしも安全が約束されているわけではありません。また、学校がある地域が必ずしも治安がいい地域とは限らず、授業や自習で遅くなってキャンパス内を一人で歩くようなことが危険だとされる学校も少なくないのが実情です。(一方、夜間に女子学生が一人でランニングをしているようなキャンパスもありますので、現地の学生や留学カウンセラー等から様々な情報を聞き出し把握しておくことがトラブルを避ける観点からは重要です。)

もちろん何をするのも危険だというわけではありませんが、日本と同じ感覚で生活することはときに自分を危険に晒すことになってしまうので、十分な注意が必要です。(英語でのコミュニケーションに自信がない人はなおさら注意が必要です。例えば危険な目にあって警察に電話できたとしても、自分がおかれた状況を正しく説明できるかどうかで、その後の警察の対応もかわってくるでしょう。)

 

2.費用が高い

アメリカ留学では、学費・滞在費ともに費用が高くなりがちです。例えば食費一つとってみても、外食では日本の吉野屋のような500円もあればお腹いっぱい食べられるといったお店はほとんどなく、チップ+税金を考慮すると外食は非常に高くなるケースがあります。短期間であれば大きな影響はないかもしれませんが、長期の留学で外食を中心に考えている方にとっては大きな問題となり得るでしょう。大学の寮に住めば、学食での食事代が寮費に含まれているようなケースもあります。

住居に関するコストは留学先のエリアにより大きく差がでます。特に、ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコといった留学先としても人気の都市部に留学する場合には、相当の出費を覚悟する必要があります。都市部から離れた地域では、住居関連のコストを抑えることも十分可能でしょう。

 

3.ビザが必要

アメリカに留学目的で入国するためには、日本パスポートを所有している人でもビザの取得が必要(※)です。留学生向けのビザはF-1ビザと呼ばれるもので移民ビザ等と違って取得そのものは難しいものではありませんが、事前にプログラムを提供する学校から必要な書類を取り寄せ、アメリカ大使館(領事館)で面接を行い取得するといった手間と時間がかかります。ビザ取得の手続きの一部を業者に委託して手間を軽減することもできますが、その場合は追加で費用が必要となってくるでしょう。

ちなみにアメリカはワーキングホリデーの協定国とはなっておらず(2018年4月現在)、またF-1ビザ(あるいは観光目的 )で入国した場合には、原則としてアメリカ国内で働くことはできません。従って、現地で働いて学費や生活費の足しにするといった手段は取れないので、留学のための費用を事前に工面しておくことも必要となります。

※厳密には「米国内の認定大学、私立高等学校、認可された英語プログラムなどで教育を受けることを希望する場合は、F-1 ビザが必要。週18時間以上の授業を受ける場合も F-1 ビザが必要。」という決まりになっており、一部プログラムではビザが不要となるケースも有り得ますので個別に確認されることをおすすめします。

 

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