2019年英検リニューアルのポイント(検定料の値上げ)

英検2019年リニューアル 英検

2016年度、2017年度に四技能化等の流れで大幅にリニューアルされた英検ですが、2019年は受験者にとってはあまりうれしくないリニューアルが実施されます。それは、受験料(検定料)の改定(値上げ)です。

※当サイト(English Navi)の一部情報については、新旧情報が混在している、あるいは旧形式の情報が掲載されている部分が含まれる可能性がありますことをご了承ください。最新の情報については英検公式ホームページにてご確認いただきますようお願い致します。

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英検の発表によれば、検定料の値上げは「受験者数の増加とそれに伴う会場借用費の増、また人件費、実施運営費、物流、セキュリティ関係費用の増」といった点がポイントと述べられており、試験内容は一切変更がないにも関わらず検定料が値上げされる形となっています。

実際の検定料の変更は以下の通りです。(公開会場の場合)

1級

8,400円→9,500円(+1,100円[+13.1%])

準1級

6,900円→7,600円(+700円[+10.1%])

2級

5,800円→6,500円(+700円[+12.1%])

準2級

5,200円→5,900円(+700円[+13.5%])

3級

3,800円→4,900円(+1,100円[+28.9%])

4級

2,600円→3,600円(+1,000円[+38.5%])

5級

2,500円→3,000円(+500円[+20.0%])

 

準会場の検定料は以下の通りです。

2級

5,400円→5,500円(+100円[+1.9%])

準2級

4,800円→4,900円(+100円[+2.1%])

3級

3,400円→3,900円(+500円[+14.7%])

4級

2,100円→2,600円(+500円[+23.8%])

5級

変更なし

 

受験者数という観点ではボリューム層に該当する3級や4級での検定料値上げ幅が非常に大きく設定されており、今回の検定料の値上げで英検協会としては大幅な増収が期待できる形となりそうです。特に公開会場の4級ではおよそ40%の値上げと、大幅な値上げが実施される形となります。受験者数が増加しているのであれば、効率的な運営を考えれば値上げが本当に必要なのかという考えも浮かんできますが、受験者としては「支払って受験する」あるいは「支払わないで受験しない」という選択肢しかありません。「受験しない」というのでは何も得られませんので、検定料の値上げを受け入れ受験するしかないでしょう。

値上げされた検定料に対して最も効率的なのは「受験料を複数回支払わなくて済むように、しっかり準備をして試験に臨むことで一発合格する」ということになります。英検の通信講座等も活用し事前の準備をしっかりと行うことで、一発合格を目指しましょう!(英検の級ごとの合格率については英検(級別)の合格率をご参照ください)

英検の合格率-2019年最新の合格率って公表されてるの?
英検の合格率や合格者数は一律で定められているわけではないので、受験者一定の割合で合格が約束される、あるいは上位の順位から決められた人数が合格する形で合否判定がなされる試験ではありません。ここでは、過去試験(2010年度以降)の年度別・級別の合格率を見ていきます。年度別に変動はありますが級毎におおよその合格率は一定です。

なお、以下出典にある「こうした実施運営に関わる費用が割高になっている中、これまでは検定料を据え置いてまいりましたが」という部分については、すでに2016年英検リニューアルのポイント及び2017年英検リニューアルのポイントにて説明してきた通り、試験内容の変更に伴いここ数年で既に値上げが実施されていることから個人的には納得できる内容ではありません。

英検が入学試験の要素としても使われるようになる機会を捉えての検定料の大幅値上げに踏み切った形だとは思いますが、個人的にはこれを機に一般の受験者(入学試験目的ではなく実力把握や効果測定目的の受験者)が減ることがないか懸念される点ではないかと考えています。TOEFLやIELTSといった目的がはっきりしていながらも非常に高額な試験がある一方で、英検やTOEICといった実力把握系の試験は英語学習者が気軽に受験することができるというメリットがあると考えている点からこのように思う次第です。

 

出典:2019年度より、実用英語技能検定(英検)従来型検定料改定のお知らせ

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