2016年英検リニューアルのポイント

2016年英検リニューアル 英検

実用英語技能検定(英検)は、全級の4技能化(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)に向けたの取り組みの一環として、2016年度第1回試験より試験内容等が大きくリニューアルされました。それに伴い、各級の合否判定方法や問題形式が変更となりますので、受験する級がどのように変わるのか事前に確認しておきましょう。(特に、過去問を中心に対策をしている方は過去問とは違う形式での出題となる級がありますので注意が必要です。)

※当サイト(English Navi)の情報については2016年4月以降順次更新しておりますが、一部新旧情報が混在している、あるいは旧形式の情報が掲載されている部分が含まれる可能性がありますことをご了承ください。最新の情報については英検公式ホームページにてご確認いただきますようお願い致します。

全級共通

合否の判定方法

全級共通の変更事項として、合否の判定方法があります。これまで英検では、問題の得点率によって試験の合否が判定されていました(合格に必要な正答率は受験回によって変動がありました)が、これからは全級において一次試験・二次試験ともに「CSE2.0」に基づくスコアを技能別に算出し、それに基づいて合否が判定されるようになります。スコアの取得率(各級満点スコアに対する取得率)と問題の正答率は必ずしも一致しないため、これまでのように合格に必要な正答率の目安は提示されません。 例えば、正答率が同じ場合でも、技能別の解答状況により合計スコアが異なります。またスコアは統計的手法を用いて算出するので、受験者が自分でスコアを算出することはできません。(受験回によって合格となるスコアに変動はありません)

●一次試験:
今までの満点の7割程度(2級以下は6割程度)という合格目安は無くなり、リーディング・リスニング・ライティングの3技能(準2級以下はリーディングとリスニングの2技能)の各技能スコアの合算で合否を判定致します。

●二次試験:
スピーキングのスコアのみで合否を判定致します。

●級認定は今までと同様、一次試験と二次試験をどちらも合格した方に付与いたします。

●各級の一次試験合格スコア、二次試験合格スコアは以下の通りとなります:
【一次試験 合格スコア】
1級: 2028(満点2550)
準1級: 1792(満点2250)
2級: 1520(満点1950)
準2級: 878(満点1200)
3級: 746(満点1100)
4級: 622(満点1000)
5級: 419(満点850)
【二次試験 合格スコア】
1級: 602(満点850)
準1級: 512(満点750)
2級: 460(満点650)
準2級: 406(満点600)
3級: 353(満点550)

●なお、各級の各技能の満点スコアは以下の通りとなります:
【各技能満点スコア】
1級:850
準1級:750
2級:650
準2級:600
3級:550
4級:500
5級:425
*満点スコアは各技能で均等になります。

出典:一次試験・二次試験の合否はどのように判定されますか?

 

英検1級

英作文問題の形式

これまで「3つのPOINTSを含むこと」と指示されていた「POINTS」がなくなります。従って、これまで以上に自由な論述ができるようになる一方、自分の考えをサポートする論理構成を自ら考えまとめることが求められます。また、求められる語数が200語程度から200~240語程度になります。

英作文問題の採点

ライティングテストに観点別採点が導入されます。求められる観点は以下の4点です。内容や論理構成がしっかりしていることはもとより、1級の試験にふさわしい語彙力や表現力の豊富さが求められます。

内容 :課題で求められている内容が含まれているか
構成 :英文の構成や流れが分かりやすく論理的であるか
語彙 :課題に相応しい語彙を正しく使えているか
文法 :文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

 

英検準1級

英作文問題の形式

これまでのEメール形式からエッセイ形式(1級と同じ)となり、求められる語数が100語程度から120~150語程度になります。

英作文問題の採点

ライティングテストに、観点別採点が導入されます。求められる観点は以下の4点です。内容や論理構成がしっかりしていることはもとより、準1級の試験にふさわしい語彙力や表現力が求められます。

内容 :課題で求められている内容が含まれているか
構成 :英文の構成や流れが分かりやすく論理的であるか
語彙 :課題に相応しい語彙を正しく使えているか
文法 :文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

 

英検2級

英作文問題の導入

語句整序問題がなくなり、英作文問題に置き換えられます。

長文の空所補充問題の変更

長文の空所補充問題の選択肢が「1語」から「語句」に変わります。それにともない、長文の空所補充問題の問題数が「8問」から「6問」に変更となります。

回答時間の延長

筆記試験の回答時間が10分延長され、「75分」から「85分」になります。

英作文問題の採点

ライティングテストに、観点別採点が導入されます。求められる観点は以下の4点です。

内容 :課題で求められている内容が含まれているか
構成 :英文の構成や流れが分かりやすく論理的であるか
語彙 :課題に相応しい語彙を正しく使えているか
文法 :文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

受験料の変更

受験料が値上げ(+800円)となります。これは、英作文問題の導入に伴う採点コストの増によるものと考えられます。

 

英検準2級

会話の空所補充問題の変更

会話の空所補充問題の問題数が「8問」から「5問」に変更となります。

長文の空所補充問題の変更

長文の空所補充問題の選択肢が「1語」から「語句」に変わります。

 

英検3級

変更点はありません。

 

英検4級

スピーキングテストの導入

スピーキングテストが導入されます。これは4級合格に必須の試験ではなく、一次試験の合否に関係なく受けられます。つまり、試験の合否は筆記試験とは別に判定され、「4級合格」と「4級スピーキングテスト合格」はそれぞれ結果が通知されることとなります。受験日は3級以上の二次試験とは異なり指定はなく、インターネット経由でコンピュータ端末を活用した録音形式で実施されます。(試験官と会話をする対面での試験ではありません)

受験料の変更

受験料が値上げ(+500円)となります。これは、スピーキングテストの導入に伴う採点コストの増によるものと考えられます。(スピーキングテストの受験有無で受験料が異なることはありません)

 

英検5級

スピーキングテストの導入

スピーキングテストが導入されます。これは5級合格に必須の試験ではなく、一次試験の合否に関係なく受けられます。つまり、試験の合否は筆記試験とは別に判定され、「5級合格」と「5級スピーキングテスト合格」はそれぞれ結果が通知されることとなります。受験日は3級以上の二次試験とは異なり指定はなく、インターネット経由でコンピュータ端末を活用した録音形式で実施されます。(試験官と会話をする対面での試験ではありません)

受験料の変更

受験料が値上げ(+500円)となります。これは、スピーキングテストの導入に伴う採点コストの増によるものと考えられます。(スピーキングテストの受験有無で受験料が異なることはありません)

★他の英検関連情報も見てみる(人気ブログランキング)



英検対策のネット教材-英検ネットドリル

旺文社の英検対策問題集とCDをひとつにまとめた、パソコン・タブレットで学べる本格派ネット教材、英検ネットドリル。

「旺文社 英検ネットドリル」は、英検受験者に必要な機能を豊富に搭載しており、ペーパー教材に比べ、はるかに効率的でスピーディーな学習を実現しています。

料金を払えば1年間使い放題なので、万一不合格になっても次の試験対策にも使えるので安心です!5級から準1級まで対応しています。

英検合格の必勝法【旺文社 英検ネットドリル】

英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。