CASEC Section 2(表現)の形式
このセクションでは、日常生活・学校生活・ビジネスの場などに密着したシチュエーションの会話の中で、実際によく使われる表現の知識及びその用法が測定されます。
問題形式:空所補充
解答形式:4肢択一
問題数:16問
配点:250点
解答時間:90秒
実際に出題される画面については、CASECガイドツアーをご覧ください。
CASEC Section 2(表現)の例題
CASEC Section 2(表現)の問題は、以下のような形で出題されます。
出題例
Two friends are studying.
David: Chris, did you finish the math homework?
Chris: Yeah, why?
David: I don’t understand this question. Can you help me?
Chris: ( ). Let me see.
□ Not at all
□ No problem
□ Never mind
□ None of them
例題出典:CASECガイドツアー
CASEC Section 2(表現)対策:攻略のポイント
熟語/口語表現の知識を磨け
Section 2は「表現」のセクションですが、実態としては熟語が出題されます。選択肢を見たときに単語そのものは難しくないケースが多いですが、それが熟語という形になっているので日常の口語表現等に慣れていない方にとっては難しく感じるセクションかもしれません。
Section 2の対策としてはまずは基本的な熟語力を高めることが重要となります。例えば、”make”を使った熟語だけでも様々な意味を持ちます。
makeを使った熟語表現の例(和訳は一例です。他の意味を成すこともあります)
make at:~に襲い掛かる
make for:~に向かう、~に役立つ
make good:うまくやる、成功する、果たす
make out:~を理解する、~を判別する
make much of:~を大げさに扱う、~を重視する
make sense:意味を成す、理解する
make up:仲直りする、形成する
make up for:~の埋め合わせをする
make use of:~を利用する、~を使用する
他多数・・・
いかがでしょうか。”make”という単語そのものやそれにつながる”for”や”up”等は誰でも知っていると思いますが、熟語表現になったときに意味を理解できるでしょうか。
実際のCASECの出題では、日常の場面での会話形式で出題されますので、口語表現に慣れることも対策となります。もちろんスラング的なものや文学的な表現等は出題されませんが、英語でのドラマや映画が好きな方はそれらを見ることも立派な試験対策となるでしょう。また、英熟語を学ぶようなことができる教材、例えばDUOセレクト―厳選英単語・熟語1600やTOEFLテスト英熟語700等が活用できるでしょう。
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CASECの申込方法
CASEC(キャセック)はオンラインでの試験ですが、申し込みもオンラインで完結できます。受験票が郵送で送られてくる、といったこともありません。
方法は難しくなく、CASECのサイトからマイページを作成し、クレジットカードまたはコンビニで支払いを済ませるだけです。(クレジットカードでの申し込みが便利です)
申込みは以下のバナーからできます。申込み手順の詳細は、以下CASECの申込方法(詳細)をご覧ください。
CASECの申込方法(詳細)
以下、CASECの申込み方法について説明します。(画面はPCでの表示画面で、2018年5月時点のものです。)
まず、CASECのサイトにアクセスします。
すると、CASECのトップ画面が表示されますので、画面左にある「個人で受験するお客様」をクリックします。
新規で受験する方も、これまで受験したことがある方も、「新規登録/マイページにログイン」をクリックします。
すると、ログイン画面が表示されます。過去に受験経験があり受験者IDがある方は受験者IDとパスワードを入力して、ログインします。初めて受験する方は「新規登録」をクリックします。
新規登録を行う際に、はじめに年齢確認があります。ここでは受験者が15歳以上であると想定して「15歳以上の方」をクリックします。(14歳以下の方は保護者の方の同意が必要となるので、保護者の方と一緒に登録手続きを実施してください。)
利用規約と個人情報の取扱いに関する文章が表示されますので、よく読んで「同意する」をクリックします。
入力フォームが表示されますので、必要事項を入力して送信をクリックします。
フォームの送信後しばらくすると、登録確認のメールが届きます。これで、自分が登録した受験者IDとパスワードでマイページにログインできるようになります。
新規登録の際と同じ流れでログイン画面を表示させ、登録した受験者IDとパスワードでマイページにログインします。
初めてログインしたときには「現在お持ちのCASECチケットの数は、0枚です」と表示されているはずです。CASECを受験するためにはこの「チケット」を購入する必要があります(受験1回につき1枚が必要)。チケットを購入するには、メインメニューから「チケットを購入する」をクリックします。
すると、支払い方法が表示されます。クレジットカードでの支払い、コンビニでの支払いが選択できますが、コンビニでの支払いの場合は手続きに数日かかり、その場での受験ができません。クレジットカードをお持ちの方は、クレジットカードでの支払いがオススメです。
クレジットカードの番号等、必要な情報を入力して送信すればチケットの購入は完了です。チケットを一度購入すると払い戻しはできませんので、受験するPCで正しく動作するか等、予めしっかりと確認しておきましょう。
チケットの購入が完了すると、申込み内容の確認メールが届きます。このメールは受験には特に必要なく、支払いが正しく処理されていれば、マイページのメインメニューから「受験する」をクリックすることで受験が可能です。
以上、個人でCASECを申込みする際の流れについて説明しました。団体受験の場合は手順も異なりますので、受験団体の指示に従ってください。
CASEC対策教材に迷ったら-ALCの通信講座
TOEICやTOEFLと違い、対策教材が販売されていないCASECですので、対策に悩んでいる方も少なくないと思います。専用の教材がないので、やはり地道に総合的な英語力を高める必要があります。
ALCの通信講座は、リスニングや語彙、英文法など幅広いラインナップが用意されているので、自分の苦手分野をしっかり伸ばし、CASECの対策に活用することができます。
通信講座は送料無料ですので、余計なコストを心配する必要もありません。ALCの通信講座で英語力を向上させ、CASECでの高得点獲得を目指しましょう!