CASEC Section 3(リスニング)の形式
このセクションでは、日常生活・学校生活・ビジネスの場などに密着したシチュエーションの会話やニュース・機内放送などを聞き、その内容の大意を理解する能力が測定されます。
問題形式:リスニング
解答形式:4肢択一
問題数:17問
配点:250点
解答時間:60秒
実際に出題される画面については、CASECガイドツアーをご覧ください。
CASEC Section 3(リスニング)の例題
CASEC Section 3(リスニング)の問題は、以下のような形で出題されます。
出題例
(スクリプトはリスニング問題のため画面には表示されません)
What are they talking about?
□ Moving.
□ Driving.
□ Working.
□ Traveling.
例題出典:CASECガイドツアー
CASEC Section 3(リスニング)対策:攻略のポイント
大意把握に努めよ
Section 3ではやや長めの会話やニュースを聞き、その内容について回答する必要があります。一つの会話やニュースに対して、設問は1問のみですので、全部で17つの会話やニュースを聞く必要があります。
設問は細かい点を問うものではなく内容の大意を問うものですので、内容の細かい点まで記憶しておく必要はありません。会話やニュースの流れや発言の意図などを把握するよう努めましょう。
なお、読まれる音声はアメリカ英語だけではなく、かなりクセのある英語で読まれる問題もあります。細かい部分が聞き取りづらいと感じる場面もあるかと思いますが、わかりづらくても全体の流れを理解するよう努めましょう。
設問を読みながら聞け
Section 3の最大のポイントは、会話が流れている間に設問が表示されているという点です。TOEICのリスニングで設問の先読みが重要であるのと同様に、CASECのSection 3でも設問を先読みしておくことが正答率を高める上で重要となります。ただし、CASECの場合は前の設問で時間が余ったとしても次の設問を読むことはできません。したがって、会話やニュースを聞きながら設問を読む必要があるので、設問を読むことに集中して会話やニュースを聞き逃すことがないよう注意が必要です。
なお、リスニングの最中に設問は表示されていますが選択肢は表示されていません。必要以上に選択肢を想像しながら聞いてしまうと、自分が思っていた選択肢がなくて焦るという事態も想定されますので決めつけずに聞くようにしましょう。
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CASECの申込方法
CASEC(キャセック)はオンラインでの試験ですが、申し込みもオンラインで完結できます。受験票が郵送で送られてくる、といったこともありません。
方法は難しくなく、CASECのサイトからマイページを作成し、クレジットカードまたはコンビニで支払いを済ませるだけです。(クレジットカードでの申し込みが便利です)
申込みは以下のバナーからできます。申込み手順の詳細は、以下CASECの申込方法(詳細)をご覧ください。
CASECの申込方法(詳細)
以下、CASECの申込み方法について説明します。(画面はPCでの表示画面で、2018年5月時点のものです。)
まず、CASECのサイトにアクセスします。
すると、CASECのトップ画面が表示されますので、画面左にある「個人で受験するお客様」をクリックします。
新規で受験する方も、これまで受験したことがある方も、「新規登録/マイページにログイン」をクリックします。
すると、ログイン画面が表示されます。過去に受験経験があり受験者IDがある方は受験者IDとパスワードを入力して、ログインします。初めて受験する方は「新規登録」をクリックします。
新規登録を行う際に、はじめに年齢確認があります。ここでは受験者が15歳以上であると想定して「15歳以上の方」をクリックします。(14歳以下の方は保護者の方の同意が必要となるので、保護者の方と一緒に登録手続きを実施してください。)
利用規約と個人情報の取扱いに関する文章が表示されますので、よく読んで「同意する」をクリックします。
入力フォームが表示されますので、必要事項を入力して送信をクリックします。
フォームの送信後しばらくすると、登録確認のメールが届きます。これで、自分が登録した受験者IDとパスワードでマイページにログインできるようになります。
新規登録の際と同じ流れでログイン画面を表示させ、登録した受験者IDとパスワードでマイページにログインします。
初めてログインしたときには「現在お持ちのCASECチケットの数は、0枚です」と表示されているはずです。CASECを受験するためにはこの「チケット」を購入する必要があります(受験1回につき1枚が必要)。チケットを購入するには、メインメニューから「チケットを購入する」をクリックします。
すると、支払い方法が表示されます。クレジットカードでの支払い、コンビニでの支払いが選択できますが、コンビニでの支払いの場合は手続きに数日かかり、その場での受験ができません。クレジットカードをお持ちの方は、クレジットカードでの支払いがオススメです。
クレジットカードの番号等、必要な情報を入力して送信すればチケットの購入は完了です。チケットを一度購入すると払い戻しはできませんので、受験するPCで正しく動作するか等、予めしっかりと確認しておきましょう。
チケットの購入が完了すると、申込み内容の確認メールが届きます。このメールは受験には特に必要なく、支払いが正しく処理されていれば、マイページのメインメニューから「受験する」をクリックすることで受験が可能です。
以上、個人でCASECを申込みする際の流れについて説明しました。団体受験の場合は手順も異なりますので、受験団体の指示に従ってください。
CASEC対策教材に迷ったら-ALCの通信講座
TOEICやTOEFLと違い、対策教材が販売されていないCASECですので、対策に悩んでいる方も少なくないと思います。専用の教材がないので、やはり地道に総合的な英語力を高める必要があります。
ALCの通信講座は、リスニングや語彙、英文法など幅広いラインナップが用意されているので、自分の苦手分野をしっかり伸ばし、CASECの対策に活用することができます。
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