Part 6(長文穴埋め問題)の形式
Part 6の長文穴埋め問題は、不完全な文章を完成させるために、正しいものを4つの選択肢から選択する問題です。合計16問に回答します。
第209回公開テスト(2016年4月実施)までは12問でしたが、第210回公開テスト(2016年5月実施)より問題数が16問に増えました。新形式では、文章中に入る適切な一文を選択する設問が出題されるようになりました。
サンプル問題はTOEIC公式サイトをご覧ください。また、試験直前で使えるTOEICの裏技・小技についてはこちらをご参照ください。
Part 6対策:3つ攻略のポイント
時間配分に注意せよ
Part 6は全部で12問ですが、Part 6全体で5分以内に終えることを目標に取り組むのがベストです。すなわち、Part 7を残した状態で、55分以上をPart 7のために残しておくのがベストな時間配分です。
文章の流れを意識せよ
Part 5と違って、長文の中での穴埋め問題なので文章の前後を読まないと回答できない問題も多く出題されます。
例題
The earthquake devastated the town. __________, a lot of people were forced to evacuate.(地震が街を荒廃させた。-------、たくさんの人々が避難を余儀なくされた)
A. On the contrary
B. Because
C. Furthermore
D. However
正解はCの”Furthermore”(その上さらに)です。Aの”On the contrary”(一方で)やDの”However”(しかしながら)では意味が通じないですし、Bの”Because”(なぜならば)はそもそも後にカンマがつくのは不自然ですし、意味も通じません。
このように、接続詞の問題では文の前後を見ると同時に、文法的に正しいかどうかで判断していく必要があります。
一方で、Part 5の語法や品詞、時制の問題のように文脈はあまり関係なく問題が解けるケースもあります。そういった問題が出題された場合には時間をかけずに回答していきましょう。
地道なボキャブラリー強化が肝要
もちろんPart 6に限ったことではないですが、語彙の強化はTOEICで高スコアを獲得するためには必須です。単語を知ってさえいれば回答できる問題もたくさんありますし、Part 5、Part 7を回答していく上でも、単語の意味がわかるということは非常に重要です。
ボキャブラリーの強化は時間がかかりますし、なかなか覚えられる心が折れそうになることもあるかと思います。人によって暗記カード(フラッシュカード)で覚えたほうが覚えやすい人、文章をひたすら読む中で語彙を増やしていくほうが向いている人など、様々な好みがあるかと思いますので、いち早く自分に合ったボキャブラリー強化の方法を確立させて、単語力を強化していきましょう。
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