データから見る英検準2級-気になる中学生の合格率は?

データから見る英検 英検

ここでは、公開されている英検のデータから、英検準2級の情報について見ていきましょう。

英検の他の級のデータについては以下のページをご覧ください。

英検準2級受験者数と合格率の推移

英検準2級データ(年度別)

英検準2級の志願者数は年間約50万人程度で、2010年以降志願者数は増加傾向にあります。

合格者数は年間約17~18万人で、こちらも2010年以降志願者数の増加にともなって増加傾向にあります。合格率は概ね36%程度です。英検の合格率は 【合格率=合格者数/志願者数】 で計算されています。従って、試験当日に欠席した受験者も合格率算出の分母に入ってくる計算になりますので、実際の合格率(合格者数/受験者数)はこれよりも高いものと推測されます。

※2014年以降詳細情報は公表されなくなりました。級別の合格率の情報については、英検の合格率をご覧ください。

 

受験回による傾向

英検準2級データ(受験回別)

ご存知の通り、英検は年3回実施されます。

英検準2級の場合、3回の受験回のうち第3回の受験者が多い傾向にあります。

受験回ごとの合格率ですが、第1回の合格率がやや低くなっていますが大きな差はなく、受験回によって難易度が異なるということはないと思われます。

 

受験者の属性と属性別の合格率

英検準2級受験生属性別データ(学生)

受験生全体に占める学生の割合は90.6%(2010年から2013年の合計)となっており、学生が非常に多く受けている級です。学生の中でも、中学生と高校生の占める割合が非常に高く(学生のうち中学生と高校生で94.7%)、高専生以上の受験者は少ないです。

志願者のうち学生の合格率は35.9%です。

最も合格率が高いのは小学生で、準2級以上の級を受ける小学生は小さい頃から英語を勉強していたり、海外経験があるなどして英語が得意な受験者が多いことによるものと思われます。

 

英検準2級受験生属性別データ(社会人)

受験生全体に占める社会人の割合は9.4%(2010年から2013年の合計)と、非常に少ないです。

志願者のうち社会人の合格率は33.8%と、全体の合格率よりも低くなっています。これは、記入不備と準会場の欠席者が「職業不明」に分類されてしまっているせいであり、実態を表しているものではないと考えられます。

最も合格率が高いのは主婦で70%近くの志願者が合格しており、概ねどの職業の受験者も50%前後の合格率となっています。

英検準2級二次試験の合格率

二次試験の合格率については、残念ながら2012年度以降公表されなくなりました。英検二次試験の合格率に2007年度から2011年度の二次試験合格率に関するデータをまとめていますのでご参照ください。

データ出典:https://www.eiken.or.jp/eiken/merit/situation/(2020年5月時点で、過去のデータは公開されておりません)

★他の英検関連情報も見てみる(人気ブログランキング)



英検対策のネット教材-英検ネットドリル

旺文社の英検対策問題集とCDをひとつにまとめた、パソコン・タブレットで学べる本格派ネット教材、英検ネットドリル。

「旺文社 英検ネットドリル」は、英検受験者に必要な機能を豊富に搭載しており、ペーパー教材に比べ、はるかに効率的でスピーディーな学習を実現しています。

料金を払えば1年間使い放題なので、万一不合格になっても次の試験対策にも使えるので安心です!5級から準1級まで対応しています。

英検合格の必勝法【旺文社 英検ネットドリル】

英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

スポンサーリンク
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
スポンサーリンク
関連コンテンツ
英検