BULATSとは
BULATS(Business Language Testing Service、「ブラッツ」と発音します)は、実際のビジネスシーンに必要な英語でのコミュニケーション能力を測定する試験で、英検(実用英語技能検定)と同様に、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの言語技能すべてが評価されます。
日本におけるBULATSは、日本英語検定協会がケンブリッジ大学の語学試験機関であるケンブリッジ大学英語検定機構と提携し、EUを中心として広く世界に普及しているビジネス英語能力テスト「BULATS」を、より日本のニーズにマッチした形で開発し、2004年より実施・運営を開始したもので、日本独自のバージョンとして実施されています。
現行のBULATSは2019年末をもってサービスが終了し、終了後は”Linguaskill Business”と名前を変えて試験が実施されています。(以下説明については2019年まで実施されていたBULATSに関する説明です)
BULATSの特徴
BULATSは原則として団体受験の試験として実施されていて、大手商社、グローバルメーカー、外資系企業など、日常業務で英語を使用する企業を中心に導入されており、企業によっては一定の基準に達しないとグローバルな業務には携われないというルールを定めているところもあるようです。
個人受験は代理店経由で限られた日程のみで実施されています。日程や費用についてはBULATS公式ホームページで最新の情報をご確認ください。
開催日時・開催場所が自由
BULATSは団体受験を原則とする試験のため、各団体で都合の良い日時に実施が可能です。スピーキングテストにおいても試験官が試験会場まで出向いて試験を実施しますので、場所も時間も選ばず組み合わせ自在なテスト形式で受験することが可能です。
ビジネスシーンに対応
試験はビジネスシーンに特化した内容で、例えばスピーキングテストでは商談のシミュレーションのような内容も含まれます。実践的なタスク・業務遂行レベルの英語能力判定で、ビジネスシーンでの活用を前提とした英語力の判定が行われます。
オールラウンド
ビジネスシーンに特化しているとはいえ特定の業種でしか使えない内容の試験ではなく、試験は広範囲な職種に対応できる出題内容となっています。ケンブリッジ大学英語検定機構が規定する厳しい基準をクリアした試験官が対応するので、実践的な英語力を有しているかどうかが判定されます。
迅速な試験結果
コンピューターテストは試験後すぐに結果が表示されます。ペーパー版のテストでも試験後5~10営業日以内に結果が通知されるので、試験後すぐにフィードバックを受けることができ、実力の判定や今後の英語学習計画に役立てることができます。
BULATSのスコア
テスト結果は試験の合否ではなく、CEFR(The Common European Framework of Reference for Languages)及びALTE(The Association of Language Testers in Europe)レベルで示されます。
BULATSの申込方法
BULATSは団体受験が原則となるため、所属先団体での申し込みが必要となります。実施のスケジュールや費用等については所属先の団体により異なりますので、勤務先、あるいは所属している学校等にお問い合わせください。
個人受験は代理店経由で限られた日程のみで実施されています。申込方法等についてはBULATS公式ホームページで最新の情報をご確認ください。
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