Reading Comprehensionの形式
GMAT Reading Comprehensionでは、350語程度のアカデミックな文章、社会やビジネスに関する文章を読み、
GMAT Reading Comprehension 6種類の出題パターン
GMAT Reading Comprehensionには、6パターンの出題タイプがあります。
1.Main Idea
このパターンの問題は、与えられた文章の中心となる考えを答える問題です。根拠は当然本文中にありますが、必ずしも本文に書かれていることがその文章のmain ideaになるとは限らないので、文章の構成や展開から、筆者が最も述べたいことは何なのかを把握する必要があります。
例えば
“Which of the following most accurately states the main idea of the passage?”
といった問題がこのパターンに当てはまります。
2.Supporting Ideas
このパターンの問題は、文章の主張をサポートする説明等について正しいものを答える問題です。これはいわゆる「読解問題」であり、根拠は必ず本文中にあり、本文の詳細部分について回答する内容となるので、本文の細かい内容までしっかりと理解することが必要となります。
例えば
“Which of the following is mentioned in the passage as an advantage of …..?”
といった問題がこのパターンに当てはまります。
3.Inferences
このパターンの問題は、本文に直接は述べられていないものの、示唆されている内容を正しく答える問題です。このパターンでは、本文に直接その内容が書かれていないので、本文のある部分が何を述べたいがためにそのように説明しているのかといった、筆者の意図をしっかりと把握することが必要となります。
例えば
“The passage suggests which of the following about …..?”
といった問題がこのパターンに当てはまります。
4.Application
ここでの”Application”は「申し込み」や「出願」といった意味ではなく、「適用」の意味であり、このパターンの問題は、本文で述べられている事例などが、他のシチュエーションにどのように適用することができるのか、といった内容を正しく答える問題です。本文の内容そのものを答える問題ではなく、その本質的な意味や、文章の論理構成上の役割を正しく理解する必要があります。
例えば
“….. is most similar to which of the following?”
といった問題がこのパターンに当てはまります。
5.Logical Structure
このパターンの問題は、本文の論理構成について正しく答える問題です。とはいえ、論理構成に関する難しい前提知識が必要になる問題ではありません。本文そのものの構成を正しく理解することが必要です。
例えば
“Which of the following best describes the relation of the first paragraph to the passage as a whole?”
といった問題がこのパターンに当てはまります。
6.Style and Tone
このパターンの問題は、本文中の言い回しや語法から、著者の考えや態度について正しく答える問題です。著者の主張がどこにあり、例えば批判的なのか、懐疑的なのか、あるいは客観的なのかといった、どういう立場や観点で論じているのかといったことを正しく理解することが必要です。
例えば
“The attitude of the author of the passage toward ….. is best described as ……”
といった問題がこのパターンに当てはまります。
これらの問題パターンを覚える必要はありませんが、その問題が何をきいているのかという出題の意図を勘違いしないことは、限られた時間で正解を導くためには重要なことです。
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