突然ですが、ノモフォビア(Nomophobia)という言葉をご存知でしょうか。Nomophobiaとは、”no“+”mobile”+”phobia“のことで「携帯電話が手元にないことに恐怖心を抱くこと」、つまり「携帯依存症」あるいは「携帯中毒」を意味する言葉です。
このNomophobiaという言葉が、新語としてケンブリッジ英語辞書に掲載されたとのことです。
Cambridge Disctionaryで実際にNomophobiaという単語を調べてみると、次のような意味が出てきます。
fear or worry at the idea of being without your mobile phone or unable to use it
出典:https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/nomophobia
実際、四六時中携帯をいじっていないと気が済まない人や、少しでも携帯をチェックしないと気になって仕方がないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方は、もうこのNomophobiaになってしまっているかもしれません。
さて、このNomophobiaという単語ですが、最初に述べたとおり”no“+”mobile”+”phobia“というのが言葉の成り立ちなわけですが、この”phobia”という接尾辞を覚えておくと、知らない単語に出くわしたときも意味を理解するのに役立ちます。
接尾辞の”phobia”は「恐怖症」を意味します。”phobia”の由来はラテン語の”phobos”で、”phobos”は fear=恐れを意味します。
例えば”acrophobia”は”acro”+”phobia”=「高所恐怖症」であり、”xeno”+”phobia”=「外国人恐怖症」といった形です。日常生活で頻繁に使うような単語ではないですが、覚えておくと便利です。
参考リンク:スマホ依存症を表す言葉「ノモフォビア」がついにケンブリッジ英語辞典にも登場
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