TOEIC Speaking & Writing Testとは
TOEIC S&W(Speaking and Writing)Test は、TOEIC L&R(Listening & Reading)Testでは測定することのできない「話す能力」と「書く能力」を測定するテストです。
TOEIC L&R Testとは別に実施される試験ですので、TOEIC L&R Testの受験経験の有無が問われることはありませんし、TOEIC L&R TestのスコアがTOEIC S&W Testのスコアに影響することもありません。
パソコン上で実施する試験
TOEIC S&W Testは「話す能力」と「書く能力」を測定するテストですが、面接官と直接会話をしたり手書きで英語を書いたりする試験ではなく、全てパソコン上で実施されます。
試験問題はネットワークを通じて端末に配信され、Speaking試験では与えられた設問に対してパソコン上に音声を吹き込むこみ、Writing試験では与えられた設問に対してパソコン上でタイプをします。(スペルチェック機能はありませんので、高得点獲得のためには正しいスペルでタイプすることが必要です)
試験はネットワーク経由とはいえ自宅のパソコンでは受験することができず、指定の試験会場にて受験する形となります。
TOEICスピーキングテストの構成と内容
測定される能力
スピーキングテストでは、以下の能力が測定されます。
- 英語のネイティブスピーカーや英語に堪能なノンネイティブスピーカーに理解しやすい言葉で話すことができる
- 日常生活において、また仕事上必要なやりとりをするために適切に言葉を選択し、使うことができる(例えば、指示を与えたり受けたり、情報や説明を求めたり与えたり、購入、挨拶、紹介ができる等)
- 一般的な職場において、筋道の通った継続的なやりとりができる
演説やスピーチ、あるいはビジネス上での難しい交渉といった高度な能力は問われませんが、日常生活や通常のビジネスシーンで自分の考えや思いを具体的に伝えることができるかどうかが評価されます。
テストの形式と構成
スピーキングテストは全11問で構成され、試験時間は約20分です。
各設問の内容についてはTOEIC公式サイトをご覧ください。
TOEICライティングテストの構成と内容
測定される能力
ライティングテストでは、以下の能力が測定されます。
- 平易な文でも複雑な文でも、適切な語彙・語句を使用し、文法的に正しい文を作成できる
- 簡単な情報、質問、指示、話などを伝えるために複数の文で構成される文章を作成することができる
- 複雑な考えを表すために、状況に応じて理由、根拠、詳しい説明などを述べながら複数の段落から構成される文章を作成することができる
論文のような高度な能力は問われませんが、日常生活やビジネスシーンで自分の考えや思いを具体的かつロジカルに伝えることができるかどうかが評価されます。
テストの形式と構成
ライティングテストは全8問で構成され、試験時間は約60分です。
各設問の内容についてはTOEIC公式サイトをご覧ください。
なお、スピーキングテスト・ライティングテストのいずれにおいても、一般的に使用されないビジネス英語や特定の業界・分野の知識を必要としたり、特定の国の歴史や文化に関連する知識がないと解答できない問題は含まれませんで、純粋に英語の能力が問われます。(特定の業界でのビジネス経験の有無がテストに有利あるいは不利に働くことはありません)
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