TOEIC公開テスト 2022年8月実施より定員制・抽選制申込受付を終了

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2020年10月4日に実施された第253回実施回以来抽選制での申込みとなっていたTOEIC公開テストですが、試験会場の確保状況が改善されていることを背景に、2022年8月21日に実施される第300回・第301回試験より定員制及び抽選制の申込みを終了し、申込みした人は全員が受験可能となる申込み受付を開始することがアナウンスされました。これにより、抽選に外れたことを理由に受験できないということを回避できるようになり、計画的な受験が可能となります。

そもそも抽選申し込みとは何だったのか

新型コロナウイルスの影響により、TOEIC公開テストは2020年3月以降しばらくの間中止され、TOEICのスコアを取得したい人が受験できない状況にありました。進学や就職、その他の理由でTOEICのを受験したい人を含め、受験できない状況が続きました。その後同年9月13日に予定されていた第252回試験は実施されましたが、「定員制・先着順」で試験の申込み受付が行われたことから申し込みウェブサイトには短時間にアクセスが集中、あっという間に用意された席が埋まるとともに、アクセス集中によるエラーが発生し正常に申し込みができないという事態が発生しました。

この事態を受け、試験を午前・午後の2回に分けて実施することで可能な限り受験者の席を確保するとともに、決められた一定の期間に申し込みをすることで平等に抽選が行われることで短時間におけるウェブサイトへのアクセスの集中を回避する、という措置が行われてきました。

抽選による申込みが始まった当初は、用意された席数も限定的だった(であろう)ことからTwitter等のSNSにも抽選に外れて受験ができなかったという書き込みがよく見られましたが、最近では抽選に外れたという書き込みも見られなくなり、申込みを希望した人はほぼ全ての人が受験できる環境が整ってきたのではないかと思われます。そういったことを背景に、「試験会場の確保状況が改善されている」と判断がなされ、抽選制の終了をアナウンスしたものと考えられます。

 

新型コロナウイルスの影響がある以前は、TOEICの試験会場としては学校の教室等が多く利用されていましたが、試験再開以降ホテルの大広間等、本来試験を受けるのには音響環境(スピーカーが天井についており聞きづらくまた響きやすい)やアクセス含め適していない(エレベーターで高層階に上がる必要があり、大人数をさばけないため受験生の動線が悪い)ような会場が利用されていることも実態としてあるかと思います。これも「十分な試験会場を確保するため」の協会の努力の賜物なのかもしれませんが、受験する側としては少しでも環境のよいところ(=ホテルといった設備が綺麗で豪華なところという意味ではなく、学校の小教室のようなリスニング試験でも音が反響せずよい環境)で受けたいものです。引き続き会場の当たり外れは続く状況かと思いますが、会場に良し悪しに関わらず目標スコアを取得できるよう、しっかり勉強を続け実力をつけていきましょう。

 

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