Readingの形式
IELTS Readingは、アカデミックモジュールとジェネラルトレーニングモジュールで出題内容が異なります。いずれのモジュールでも3つのセクションが出題されます。アカデミックモジュールでは、書籍や雑誌、専門誌等からの抜粋という形で学術的な内容について出題されます。学術的なトピックが扱われるとは言え、特別な前提知識を求められるような問題は出題されません。文章中に専門用語が使われている場合には、簡単な用語解説がついています。ジェネラルトレーニングモジュールでは、広告やビジネス、あるいは日常のシチュエーション等から様々な内容が出題されます。回答は手書きで解答用紙に記述する必要があり、択一式の問題もあれば、記述式の問題もあります。
試験は60分で、Readingでは自分の回答を解答用紙に書き写す時間は与えられません。試験は全部で約40問で、正解数に応じて9段階のIELTSのバンドスコアに換算されます。文章の長さが3つのセクション合計で2,150語から2,750語と非常に長いのがIELTS Readingの特徴であり、限られた時間で長文を読みこなし、ミスなく設問に回答していくことが求められます。
IELTS Readingの出題パターン
Readingは、アカデミックモジュールとジェネラルトレーニングモジュールで出題内容が異なるパートです。
アカデミックモジュール
アカデミックモジュールでは、書籍、雑誌、専門誌や新聞等からの抜粋という形で、「穴埋め問題」「正誤問題」「内容一致問題」など、様々なパターンの問題が出題されます。文章だけではなく、図やグラフなどが含まれる場合もあります。1セクションあたりの文章が非常に長いので、限られた時間でしっかりと長文を読みこなすことが重要となります。
ジェネラルトレーニングモジュール
ジェネラルトレーニングモジュールでは、各セクションごとに出題の形式が異なります。基本的には、以下の構成での出題となります。セクション1では、日常生活に関連した短めの文章が複数含まれ、それら全ての文章を読んで設問に回答します。セクション2では、仕事等に関する複数の文章を読み、、それらを読んで設問に回答します。セクション3では、一般的なトピックを扱った長めの文章を読み、設問に答えます。アカデミックモジュール同様に、文章全体の語数が非常に多いため、限られた時間でしっかりと長文を読みこなすことが重要となります。
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