新型コロナウイルスへの対応としてTOEFL iBTの自宅受験が可能になりましたが、GMATについてもGMAT Onlineという形で、自宅受験が可能になる仕組みの提供が始まりました。通常のGMATと同じスコア(Quantitative、Verbal、IRから構成)を取得するために受験ができますが、試験のフォーマット、受験のルール等、通常のGMATと異なる部分も多いため注意が必要です。
※期間が延長になる等内容に変更が出ていますので「【続報/期間延長】自宅でGMATが受験できる!?GMAT Onlineの実施」及び「GMAT Online永続化へ-オンラインでAWAの受験も可能に」にアップデートを掲載しております。
試験の構成は固定
試験の構成は、以下の通り固定となります。
- 31 Quantitative / 62 minutes
- 36 Verbal / 65 minutes
- 12 IR / 30 minutes
試験全体で約3時間、IRの前に5分間の休憩を取得することが可能です。
スコアは通常の試験と同じ
スコアについては、通常の試験と同じ形で与えられます。試験のスコアは通常のテストと同じく5年間有効ですが、12-month及びlifetime GMAT limitsには影響しません。すなわち、12-month and lifetime GMAT limitsとは別枠で受験することが可能です。
試験実施は2020年4月20日~6月15日
GMAT Onlineは現時点(2020年4月19日時点)では、2020年4月20日から6月15日まで実施が予定されています。申し込みは24時間可能ですので、空いているスロットを確認して申し込む形となります。受験料は$200、予約の変更には$25かかります。
日本ではGMAT Onlineが受験可能!
GMAT Onlineは、通常GMATが提供されている殆どの地域で受験が可能で、当然日本国内での受験は可能です。但し、中国本土、キューバ、イラン、北朝鮮、スーダン及びスロベニアからの受験はできません。
受験は1回のみ!
上で「12-month and lifetime GMAT limitsとは別枠で受験することが可能」と説明しましたが、GMAT Onlineは現時点(2020年4月19日)では、1度きりの受験しかできません。試験日程の変更の予約はできますが、一度受験したスコアのキャンセル、及び再試験は、認められた受験上の技術的問題が生じた場合を除きできません。
試験の詳細については、Welcome to the GMAT™ Onlineをご参照ください。
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