英検準1級のレベルと形式
英検準1級は大学中級程度のレベルの試験で、実用レベルの英語力が身についた方が目標とすべき試験です。内容は学術性、社会性のあるトピックが扱われることもあります(特別な前提知識が要求されることはありません)。また、エッセー形式の英作文が出題されます。試験は一次試験と二次試験から成り、一次試験は筆記試験(90分)とリスニング試験(約25分)から構成され、二次試験では面接試験(約8分)が実施されます。
筆記試験の形式と出題範囲
筆記試験は、「短文の語句空所補充」「長文の語句空所補充」「長文の内容一致選択」「英作文」の4つのパートから構成されます。回答は「英作文」以外のパートにおいて4つの選択肢から正解を選択する形式、「英作文」では指示に従って回答を記入する記述式です。
出題される範囲は大学中級レベルであり、出題される単語のレベルはかなり難しくなります。
2014年の第一回試験の大問1では、以下のような単語/熟語が出題されていますので出題される単語/熟語レベルと、自分のボキャブラリーの比較に参考にしてみてください。
“adequate, extravagant, ascent, itinerary, obsolete, censor, mediator, stoically, unorthodox, hysterical”
リスニング試験の形式と出題範囲
リスニング試験は、「会話の内容一致選択」「文の内容一致選択」「Real-Life形式の内容一致選択」の3つのパートから構成されます。回答は4つの選択肢から正解を選択する形式です。
出題される範囲は大学中級レベルであり、出題されるレベルはかなり難しくなります。会話や文章は1回しか読み上げられません。
面接試験(二次試験)の形式と出題範囲
面接試験は、「自由会話」「ナレーション」「受験者自身の意見を問う質問」の3つのパートから構成されます。
具体的には、以下の様な流れで試験は進みます。
1.指示文とイラストが記載された「問題カード」の受領
2.指示文とイラストの黙読によるナレーションの考慮 ※このパートは採点されません
3.ナレーション
4.受験者の意見を問う質問と回答
質問が聞き取れなかった場合などの「聞き返し」については、不自然なほど多く聞くなどのことがなければ、減点の対象にはなりません。質問の内容を理解しないまま回答を進めると見当違いの回答をしてしまうこともありますので、しっかりと相手の質問を理解してから回答することが重要です。
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