「いただきます」「ごちそうさま」は英語で何と言うか

いただきます・ごちそうさま 英会話

日常使う何気ない言葉でも、いざ英語で言おうと思ったら何て言えばいいのかわからない・・・ということは少なくないかと思います。その代表的なケースが日常の挨拶です。

一人暮らしをしている人はそうでもないかもしれませんが、日常生活の中で「いただきます」や「ごちそうさま」を使う機会は結構多いのではないでしょうか。これから留学を予定している人(特にホームステイを予定している人や寮生活、ルームシェアを予定している人)や、海外への移住を予定している人は、いざ「いただきます」や「ごちそうさま」を言おうと思った際に固まってしまわないよう確認しておいたほうがいいかもしれません。

「いただきます」に決まった英語のフレーズはない

そもそも「いただきます」という言葉そのものが「食べる・飲む」の謙譲語である「いただく」+「ます」から成り立っている挨拶文であり、英語に直訳することは適切ではありません。他方、英語では食事を始めるときに決まったフレーズは特にありません。「さあ食べましょう」ということを明確に表現するのであれば”Let’s eat“や”Let’s dig in“が適切なフレーズとなります。

みんなで学食等に行って食べるときや自分が食事を提供する(=ホスト側)であればこれでも全く問題ないですが、ホームステイ先で食事を用意してもらったとき(=ゲスト側)などは”That looks delicious”といった形で、「美味しそう!」という言葉で感謝の意を伝えるとよいでしょう。

 

「ごちそうさま」にも決まった英語のフレーズはない

「ごちそうさま」も挨拶文であり、英語に直訳することは適切ではありませんし、直接該当するような英語の表現もありません。「食べ終わった」あるいは「お腹いっぱい」ということを伝える表現としては”I’m done“や”I’m full“、”I’m stuffed“があります。また、食事を用意してくれたホスト側に感謝の意を伝えたいときなどは”That was delicious“や”That was tasty“という形で、美味しかったということを伝えるとよいでしょう。

 

このように、あくまで日常の挨拶ですので形式張った言い方があるわけではないので、その場面や状況、あるいは自分の気持ちにあったフレーズが自然に出てくるように、予め頭に入れておきつつ、実際に使う場面になったら(他のネイティブがどういう言い方をしているのかを把握することも含めて)実践できるようにしておきましょう。

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