英検2級と準2級の間に級が新設されることについては以前からアナウンスされていましたが、その名前が「準2級プラス」となることが発表されました。
もともと準2級が3級と2級の間に位置付けられている中どのようなネーミング/位置付けとなるのかは興味があったところではありますが、この準2級プラスは「準2級と2級の橋渡しとなる位置付け」として実施されることとなります。なお、準2級プラスが設定されることによることで、既存の級の難易度設定や名称には影響はないとアナウンスされています。
準2級プラスの位置付けは
英検はこれまで、高校1年生で準2級、高校卒業時に2級の取得を目標としたレベル設定をしてきた中、準2級プラス導入により、準2級合格後に2級合格へ向けた目標を学習者に提示することで、学習者の学習意欲の向上を促進し、成功体験を積み重ねる機会を提供し、総合的な英語力の向上に貢献することを目指すことがその位置付けとされています。
準2級プラスの出題範囲と難易度は
英検準2級プラスの審査基準は「身近な話題であれば、社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる」とされています。
試験は「読む」「書く」「話す」「聞く」の四技能が測られる内容となっており、
読む:身近な話題であれば、社会性のある内容の文章を理解することができる。
聞く:身近な話題であれば、社会性のある内容を理解することができる。
話す:身近な話題であれば、社会性のある話題についてやりとりすることができる。
書く:身近な話題であれば、社会性のある話題について書くことができる。
というのが領域となっています。
試験時間は筆記 85分、リスニング 約25分、二次試験 約7分という構成です。
準2級プラスはいつから実施されるのか
英検準2級プラスは2025年度から実施される予定です。受験料等の詳細については、2024年2月時点では不明です。
以下参考リンクから、英検準2級プラスのサンプル問題等を参照することも可能です。
参考リンク:2025年度 準2級プラス(新設級)の紹介
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