北米の留学先として一番人気があるのはアメリカですが、カナダも留学先として長年にわたり人気の高い国です。ここでは、ここでは留学先としてのカナダのメリット・デメリットを見ていきましょう。
カナダ留学の3つのメリット
1.スクールが充実している
カナダにおける英語留学として人気の都市は、バンクーバー(西海岸)とトロント(東海岸)に二分されます。この二都市には、多くの語学学校や大学が存在しており、多様なプログラムやレベルの中から自分に合ったプログラムを選択することができます。スクールによって「日本人が少なめなところ」「授業以外のアクティビティが充実しているところ」など様々な特徴があるので、自分の留学の目的にあったプログラムを探し選択することが、留学を成功に導くためには必要です。
東海岸の一部地域では英語よりもフランス語が主要言語として使われており(カナダの公用語は英語とフランス語です)、また、豊かな自然環境を活かした様々なアクティビティも用意されているため、英語学習以外にもたくさんの学びを得ることができるでしょう。
2.治安がいい
カナダは、同じ北米でも、アメリカと比べて治安がいいと言われています。これは、自然豊かな環境で育ったカナダ人の国民性や、銃規制の制度がアメリカとは異なるといったことに起因していると考えられます。もちろん治安がいいとはいえ、日本にいるのと同じ気持ちで生活すればトラブルに巻き込まれる可能性もあるため緊張感をもって生活することが求められますが、必要以上に安全面が気になり英語学習に集中できない、といったことはないという安心感があるでしょう。
3.費用が安め
英語留学として人気が高いアメリカやイギリスに比べて、学費や生活費は比較的安価に抑えることができます。特に生活費面では、バンクーバーやトロントといった都市部周辺に住むとしても、アメリカのニューヨークやサンフランシスコといった都市圏と比べると、住居費を中心に安価に済ませることができます。(それでもフィリピン留学といったアジア圏への英語留学と比べると費用は高めです。)
また、アメリカと違いワーキングホリデーを活用しての留学が可能で、現地で仕事をしながら学ぶことにより事前に工面しておかなくてはならない学費等を抑えることができる点も魅力の一つです。(ワーキングホリデーで渡航するためにはワーキングホリデービザの取得が必要です。)
カナダ留学の3つのデメリット
ここまでカナダ留学の「いい面」について説明してきましたが、デメリットと考えられる点もありますので、そういった点も考えて総合的に留学先を決めることが必要です。
1.冬の厳しい気候
ご存知の通りカナダは緯度が高く、日本と比べると冬の寒さは厳しいです。特に、東海岸のトロントやモントリオールといった地域は冬は極寒の地域で、日常の寒さが厳しい上に授業以外の屋外のアクティビティが楽しめないということもあるかもしれません。これはアメリカ留学でも、シカゴやボストンといった地域でも考慮すべきデメリットでもあります。
一方、夏は非常に快適な地域であり、通年での留学ではなく短期の留学であれば、夏の期間のみ留学する留学先としては気候の面で最適かもしれません。
2.日本人やアジア人が多い
カナダも世界中から留学生が集まる国ではありますが、アメリカと比べると日本人や中国を中心としたアジア人が多いイメージがあります。特に西海岸のバンクーバーは同地域からの移住者も少なくなく、「世界中から集まった仲間と勉強を通じて仲良くなる」といった観点では、一部限定的になってしまうこともあるかもしれません。
しかし、学校やプログラムを選ぶ中で、あえて日本人が少ないスクールを選ぶことは可能ですので、自分の目的に合ったプログラム選びをすることが重要です。
3.娯楽は限定的
カナダは自然環境が豊かで、自然に関連するようなアクティビティが充実しています。しかし、アメリカの都市部、例えばニューヨークのようなナイトライフを楽しむことができるスポットがたくさんあるかといえばそうではありません。英語留学目的で娯楽がメインという人は少ないかもしれませんが、「せっかく留学するんだから、ナイトライフも楽しみたい!」という人にとっては物足りないかもしれません。
カナダ留学オススメのプログラム
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